山梨学院が夏3連覇へ豪快発進した。

 プロ注目の左腕・垣越建伸(3年)が先発して9連続三振ショー。3回36球でマウンドを譲ったが「自分のリズムで投げることだけ。球速にはこだわらなかった」と最速142キロにも納得の表情だった。

 打線も大爆発。3回表の無死三塁で5番の野村健太(2年)が大会初アーチをレフトスタンドに放り込み、4回にも「野球人生初めて」(野村)の連続本塁打だ。毎回14安打の猛打でV候補の実力を披露した。