優勝候補の高崎健康福祉大高崎は、初戦を16安打17得点の猛攻でコールド発進した。

 1回に打者10人で5点を先取。その後も2、3回に1点ずつ、4回にはこの試合2度目の打者一巡で7点を奪った。5回にも3点を追加し、5回コールド勝ちとなった。

 今大会注目の山下航汰外野手(3年)は1番左翼で出場し2本の二塁打を放ち3打点。4番の高山遼太郎三塁手(3年)は2安打3打点。4回にストレートを完璧に捉えて右翼席中段へ1発。これで通算46本塁打となった。

 同校は部員の部内暴力が発覚し、対外試合を自粛。6月26日に行われた審査室会議で5月24日~6月23日まで対外試合禁止の処分を受けていた。青柳博文監督(46)は「謹慎明けからいいリズムでこれていると思います。選手は相手がいるということに感謝の気持ちを持ってやれた」と振り返った。

 2回戦は14日、高崎と尾瀬の勝者と対戦する。