最速145キロの前橋育英・恩田慧吾投手(3年)が、投打で勝利に貢献した。

 投げては7回1失点で毎回の9奪三振。打っては4回に同点の適時打を放ち、9回にもダメ押しの犠飛を放った。「初回は制球が定まらなくて、高めに浮いてしまったけど、(4回以降は)スライダーをうまく使って、打ち取れた。(同点打は)真っすぐに張っていたけど、変化球に対応して、逆方向に打てた」と振り返った。