佐久長聖が7年連続で決勝戦進出を決めた。

 初回に岡谷南が先制。その裏、すぐに逆転すると、5回に西藤慶人内野手(3年)の3ランなどで4点を追加し引き離した。6回に失点絡みで2点を返されたが、3点差で逃げ切った。投げては143キロ右腕の林虹太投手(3年)が2試合連続の完投でエースの風格を見せた。

 藤原弘介監督は「(岡谷南)はすべてのゲームで先制していて今日も嫌な流れだったが、5回に4点を取ることができ逆転できた。準決勝で接戦をものにし、こうやって勝たせてもらったので次のチャンスがある。今日の反省点を生かしてしっかり準備したい」。2年ぶりの聖地をかけ明日、決勝戦に挑む。