佐久長聖が上田西を破り、2年ぶり8度目の甲子園出場を決めた。

 エース林虹太投手(3年)が3試合連続完投。立ち上がりに苦しみ初回に2失点したが、尻上がりに調子を上げ、終盤で140キロをたたき出すスタミナを見せた。林は「うれしい。(藤原監督から)準々決勝から『全部行け』と言われていた。初回に点を取られたけど、その裏ですぐに1点返してくれて、うちの打線は本当に心強い」と仲間に感謝した。

 藤原弘介監督(43)は「選手たちが本当に良くやってくれました。100回の記念大会に出場できることを光栄に思います。コーチ陣始め、最高のスタッフに恵まれた。メンバー20人含め、サポートしてくれた3年生、160人の部員みんなに感謝します。甲子園でもドロドロになって1戦必勝で頑張ります」と胸を張って聖地へ向かう。