100回大会の夏に創部100周年の伝統校、鹿児島実が9-1で鹿屋中央を下し、3年ぶり19度目の夏甲子園出場を果たした。

 メモリアルイヤーを祝うかのように自慢の“桜島打線”がさく裂。満塁本塁打など18安打の猛攻で記念大会を制した。投げてはエース吉村陸矩(りく、3年)が1失点完投。攻守に貫禄を見せた。攻守に圧倒し、西畑光瑛主将(3年)は「甲子園では一戦一戦、鹿児島代表として恥ずかしくないよう頑張ってきたい」と意気込んだ。