「高校野球100回記念展」が東京・渋谷区の新宿高島屋で行われた。

 日本高等学校野球連盟、朝日新聞社が主催。黎明(れいめい)期から現在までの6部構成で、展示物や資料がずらりと並んでいる。

 池田(徳島)で優勝した水野雄仁氏(52)と、大府(愛知)でセンバツ出場の槙原寛己氏(54)が見学した。

 水野氏は「2年夏の開会式で甲子園を見て『夢に描いていた場所に来たんだ…』と。一番の思い出で、緊張しました。試合は1試合1試合、楽しめました。優勝旗に垂れ下っている札を見て、過去のチームと並べたことがうれしかったですね」と懐かしそう。

 槙原氏は「見入っちゃいました。野球好きなら何時間でもいられる」と大きな体を折り曲げ貴重な展示を眺めていた。