甲子園のグラウンドで、愛工大名電(西愛知)が突然“リサイタル”を行った。

 甲子園見学中に突然、愛工大名電・倉野光生監督(59)が、演歌歌手山本譲二の大ヒット曲「みちのくひとり旅」を熱唱した。締めには、マウンドにナインが輪になって集まり、それぞれが好きな歌を大声で歌い始めた。

 倉野監督は「どんなところでも表現できるように、持ち歌を用意しておけと言っている」と説明した。

 稲生賢二外野手(2年)は、人気音楽グループ、ベリーグッドマンの「ライオン」を歌ったという。稲生は「恥ずかしいけど、度胸がつく」。この日の熱唱のように、今度は堂々とプレーする。