昨夏甲子園の新潟県代表・中越の坂井翔太遊撃手(3年)が今春、関甲新学生野球1部の新潟医療福祉大に進学することが8日、分かった。

坂井は勝負強い打撃と守備範囲の広さを武器に、3番・遊撃手として中越をけん引。夏の甲子園では1回戦で慶応(神奈川)に敗れたが、再三の好守が高く評価されていた。昨秋はプロ志望届を提出し、ドラフト会議に臨んだが、指名はなかった。「大学では即戦力になりたい」と、4年後の指名に向けて1歩を踏み出す。

◆坂井翔太(さかい・しょうた)2000年(平12)11月25日生まれ、新発田市出身。紫雲寺小2年から野球を始める。紫雲寺中では新発田シニアに所属。3年の春に全国大会に出場した。中越では1年の秋からレギュラーの遊撃手。好きな選手はエンゼルスのシモンズ内野手、広島菊池涼介内野手。174センチ、73キロ。右投げ右打ち。