小樽双葉が昨夏甲子園出場の北照から公式戦初勝利を挙げ、10年以来9年ぶり2度目の春全道大会進出を決めた。

9-9の9回1死二、三塁で桂皐貴(こうき)左翼手(3年)が三塁強襲の2点適時打を放ち勝ち越し、この回計5点を加え、難敵を突き放した。

10年に春全道初出場した際は、選抜枠で出場が決まっていた北照に代表決定戦で敗れての出場。初の自力出場を決めた就任13年目の長谷川倫樹(ともき)監督(36)は「選手が最後まで集中してくれた結果。中でも桂の適時打が大きかった」と振り返った。