立正大立正が初戦を突破した。

エース谷口尚也投手(3年)が駿台学園打線を散発4安打で完封。打線は序盤こそ苦しんだものの、4回に溝口兼司捕手(3年)の二塁打で先制すると、一気に勢いづいた。計12安打して5点を奪い、そのまま逃げきった。

就任3年目の内田和也監督(35)は、日大三時代の01年に全国制覇した経験を持つ。「神宮は久しぶりですが、違和感なく、落ち着いてやれた。谷口は力があるんで」と話した。その谷口は「完璧です」と満足そうに振り返っていた。