高島が秋春の雪辱を果たす1勝を挙げた。

2回、先頭の斎藤翔磨内野手(3年)が四球で出塁し、打者6人で3点を先制。その後も追加点を重ね、勝利した。5回1死一塁、4点目となる中前適時打を放った峯岸直哉捕手(3年)は「初戦で少し緊張はあったが、全員積極的に振ることができたので上出来」と振り返った。

昨夏の東東京大会ベスト16を残した先輩が引退し、弱さが出た。思い切ったプレーが出来ずに春、秋の都大会では予選敗退。3年生の中には劣等感を抱く選手もいた。峯岸は「僕は昔から『あばれる君』みたいなキャラ。元気が取りえの自分が引っ張っていかないと。次は先制して守備も完璧に勝ちたい」と気を引き締めた。

高島は14日の3回戦、目黒-獨協の勝者と戦う。