九産大九産がエースのアクシデントに泣いて、惜敗した。

1点を勝ち越した直後の8回、マウンドに向かった先発の古山巧投手(3年)が、左足がつって無念の降板。その直後に追いつかれ、攻撃陣もその後のサヨナラのチャンスをものにできずに接戦を落とした。

阪神、西武で活躍し、昨年11月から母校の九産大九産監督に就任していた吉竹春樹監督(58)は、激戦となった夏初陣を勝てず「古山巧はもともと足がつる選手。(チャンスで)決めないとこういうことになるね」と肩を落としていた。