門真西の高取将之介投手(3年)が10回を投げ、21奪三振を記録した。「9割まっすぐを投げた」と直球勝負で挑んだ。10回7失点で192球。11回は2番手投手に譲ったが、勝利に貢献した。

江籠拓朗監督(29)は「計測したことはないが、140キロ台の球も投げていると思う」とキレのあるストレートを称賛した。

高取は中学まで捕手や内野手をしていた。高校1年の秋に部員が9人しかおらず、投手をできたのが高取だけだったため転向した。2年時まではスピードもあまり出なかったという。「特別なことはしてないが、3年になって急にスピードが上がった」と不思議そうに話した。