優勝候補の東海大甲府がエース加藤匠投手(3年)が4回を1安打7奪三振の上々の出来で河口湖打線を抑え、5回コールドで順調なスタートを切った。加藤は初回は初球カーブ→2球目ストレートの組み立てで、常に先手を取り、富士河口湖を3者凡退に仕留めると、2回以降はストレートが走りだし、2回の終盤から4回の先頭打者にかけて16球ストレート(うちボールは4球)を投げ込み、力のあるところを見せた。特に3回1死から、8番渡辺心内野手(2年)、9番■原(くわばら)伶哉内野手(3年)は2者連続の3球三振で寄せ付けなかった。

加藤は「今日はいいリズムで投げることができました。自分のピッチングよりも、守備できちんと抑えて攻撃でどんどん加点していく自分たちの形ができたので良かったです」と、冷静に主将らくし試合全体を見渡したコメントだった。

攻撃面では相手投手の乱調もあり、押し出しと失策などで初回に4点を奪い、そのまま5回までに10点を奪って押し切った。

※■は卉の下に木