関西注目左腕の姫路南・照峰賢也投手(3年)は2イニングを1安打2奪三振で無失点と好救援し、61年ぶりの甲子園に前進した。

先発の谷大和投手(3年)からバトンを受け、4点リードの5回から登板。自身最速144キロを誇る直球で押しながら、スライダーやチェンジアップも効果的に織り交ぜた。

今大会は谷の後を受けて2番手で登板するパターン。この日は3投手で完封勝利を成し遂げた。照峰は「(谷とは)打者の情報を共有できる。谷の受けた印象だったり、その情報がある。信頼できる投手が2人いるので心強いです」と笑顔。

チームは春の県大会で3位に躍進。夏も準々決勝進出を決め、58年以来の甲子園が近づいてきた。