立命館宇治が名門校を下し、決勝に駒を進めた。

2回に先制を許すも、3回に逆転。星川健太内野手(2年)はこの日4打数3安打と活躍した。星川は「狙い球をしっかり振ることができた」と手応えを感じていた。昨年の夏、秋と敗れていた相手に、「僕が入学してから1度も勝ったことがなかった。勝ってやろうと思っていた」と話した。里井祥吾監督(36)は「星川の出塁率が高く、試合前に星川が攻撃の起点になると話していた。(3安打で)いい試合運びができた」と話した。

決勝で勝てば、春夏計6度目、15年のセンバツ以来の甲子園出場となる。星川は「自分たちはチャレンジャー。強豪に立ち向かっていく」と気持ちを込めた。