センバツ4強の明豊が投打に精彩を欠き、春夏連続甲子園出場を逃した。

先発の2年生エース若杉晟汰投手が誤算だった。立ち上がりから不安定で、3点本塁打を浴びるなど3回までに5失点し、4回で降板した。打線も苦手とする変化球主体の相手先発左投手らを攻略できず17残塁。三振も9つを喫した。ドラフト候補の4番野辺優汰内野手(3年)は「4番として責任を背負ったけど、結果が出ず悔しい。実力不足です」と肩を落とした。