日本はスーパーラウンド最終戦でオーストラリアに完敗し、5位に終わった。勝利が絶対条件で、わずかに決勝進出の可能性を残していたが、3位決定戦にも進めなかった。

全試合で4番を務めた石川昂弥投手(3年=東邦)は最終戦で無安打に終わった。三塁の守備でも前日の韓国戦に続いて痛恨の後逸で2点を与えた。「守りでリズムを作れず、ずるずるいってしまった。一番悪い負け方だった。世界で勝つ難しさを思い知らされた。こういう結果になり悔しいです」と険しい表情だった。

志望はプロ1本。今春は投打に大活躍してセンバツ優勝。日本代表でも貴重な経験を積んだ高校野球を終えた。「全てに置いてレベルアップしないと上ではやっていけない」と前向きに話した。