東海大相模(神奈川)が2年ぶり11度目のセンバツ出場を決めた。甲子園は2季連続。

15年夏以来の頂点を目指す。昨夏の主力が残る打線は強力。投手陣も左右そろっている。ただ、昨夏も優勝候補に挙げられながら、2試合目となった3回戦で中京学院大中京(岐阜)に4-9で敗れた。4番を任され、新チームでは主将となった山村崇嘉内野手(2年)は「甲子園の負けは甲子園でしか返せない。チーム全体の思いは強い。甲子園で返すと、常日頃、言っています」とチームを引っ張っている。

門馬敬治監督(50)は「日本一は一番高い目標。誰でも達成できるものではない。でも、その位置を知っていないと登り方が分からない。自分たちの日本一、どこにも負けない日本一を作り上げているのだと思う。それは思いでもいいし、何でもいい。今は、これだけは負けないよという物は持っていない。今は作り上げる時間」と現状を説明。センバツ開幕まで2カ月足らず。さらなるレベルアップを図る。