日本高野連は26日、大阪市内で審議委員会を開催した。新型コロナウイルスの感染が拡大している状況で、センバツ(3月19日開幕・甲子園)開催に関して、3月4日のセンバツ運営委員会で、今後の方向性を示すことになった。

井本亘事務局次長は「3月4日の時点で日本国内の状況を加味して、いい手を打つ段階」と話した。運営委員会では、開催に向けた対応策や準備などを検討する予定。

現時点で日本高野連には、センバツが開催されるかの問い合わせ電話が数件寄せられているという。さらなる感染拡大など事態が大きく展開することがあれば、センバツに向けた臨時の会議を行う可能性もある。この日はNPBが臨時の12球団代表者会議で対応を検討。同事務局次長は「プロと学生で違えど、どういう結論を出すのか情報収集して参考にしたい。情報収集ができる立場なので進んでいきたい」と他団体の動向も参考にする考えを示した。

なお、28日から予定されているセンバツのチケット発売は予定通り実施される。