四国地区高野連は6日、春季四国大会(4月22日開幕、レグザムスタジアムなど)の中止を発表した。

香川県は四国大会へ通じる県大会の中止を決めた。高松商の長尾健司監督は「子どもたちにとっては残念。(夏の県大会)シード校などの夏の地図にもなるし、冬場に成長した力試しの場、大舞台がなくなる」と話した。現在、高松商は休校で練習も行っていない。選手それぞれが自主トレーニングに励んでいる。「野球は考えるスポーツなので、チームでの練習ができないと。春休みに入れば再開できるはずだが、今後、何も準備せず練習試合などをして、いきなりケガをしないか」と、全体練習再開後のコンディション面を心配した。

香川県高野連では4月から、代替の公式戦を予定している。各学校の動向を確認し、早ければ4月4日に開幕させる考えだが、状況によってさらに開幕を遅らせる可能性がある。