関東第一が7回コールドで4強を決めた。

プロ注目右腕の市川祐投手(2年)が先発し、7回3安打無失点5奪三振の好投を見せた。1回はツーシームが決まらず、2安打を浴びたが踏みとどまった。先制点を許さず、快勝に導いた。前戦までの体の開きを、この日までに修正。スプリット気味に落ちるチェンジアップを有効に使い、相手打線を打ち取った。

ここまで今大会4戦すべて完投中。それでも「1週間空いているので、平日に回復できている。次の試合に疲れは残りません」と涼しげに話した。

センバツ当確まであと2勝。1年夏の甲子園を経験した右腕が、来春の聖地に戻る。次戦は14日、東海大菅生と対戦。「今日はブルペンでの投球が足りなかったので、次は多めにして立ち上がりから100%でいきたい」と闘志を燃やした。