東京都高野連は13日、来夏の東西東京大会の準決勝、決勝を東京ドームで開催すると発表した。

東京五輪・パラリンピックが来年に延期され、東西東京大会のメイン球場である神宮球場が使用できないための措置。今夏も同様に東西東京大会の準決勝、決勝を東京ドームで行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で五輪は延期、高校野球は日程、会場とも大幅変更となった。

来年7月31日、8月1日に準決勝4試合、同2日に決勝2試合を行う。東西どの順番で行うかは未定。開幕日や東京ドーム以外の使用球場などを含む大会日程は、来春以降の運営委員会で正式決定する。なお、高校野球の公式戦が東京ドームで開かれるのは初めて。

武井克時専務理事は「2021年夏の東西東京大会の舞台の1つとして、東京ドームを使用できることになりました。今年は、予期せぬ形での大会開催になりましたが、引き続き、東京ドームでの開催に向けて、ご尽力いただいた関係者の皆様に心から御礼を申し上げます。球児たちには、心も新たに、夏の甲子園に向け、最後まであきらめないプレーをしてくれることを願っています」とコメントした。