八戸西が県勢初の21世紀枠で、春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

昨秋は県準Vで東北大会に初出場。初戦の福島商に10-3の7回コールド勝利を収めるなど、8強入りを果たした。準々決勝では、一般枠で補欠1位校になった花巻東(岩手)に1-2と善戦。

189センチのエース右腕・福島蓮(2年)を中心に堂々の戦いを見せた。福島は「自分は投球でチームを引っ張って、目標の甲子園2勝を目指す」と意気込んだ。

◆21世紀枠 01年から導入。推薦校は原則として秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟129校以上はベスト32以上)から選ぶ。練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球の実力以外の要素も選考条件に加える。07年まで2校、08年から3校を選出(85回記念大会の13年は4校)。今回は明治神宮大会中止に伴い神宮大会枠がないため、21世紀枠を増やして4校とした。