帯広大谷が甲子園に初出場した13年以来、8年ぶりのベスト4入りを果たした。

初回に3番臼井の適時打など3点を先制するなど打線が15安打。稚内大谷との大谷対決に14-1の圧勝した。網野元監督(49)は「早い回に点数が入ったのでよかった。落ち着いてできたと思う」と話した。

エース高橋の復調もチームを勢いづけた。地区代表決定戦に登板していたが、右肩の張りを抱えていた右腕が先発で今大会初登板。3回無安打無失点2奪三振と結果を出した。「投げるまで緊張もあったが、投げてみたらやっぱり楽しかった。次の試合も全力で楽しみたい」。帯広農に続く4強入りで、十勝勢2校の準決勝進出は8年ぶり。決勝進出をかけ、旭川大高とぶつかる。

◆帯広大谷対稚内大谷 夏の北北海道大会で3度目となり、帯広大谷の2勝1敗となった。初対決の10年1回戦は稚内大谷が7-4で勝利。17年は帯広大谷が8-0で快勝した。春、秋の全道大会で対戦なし。