苫小牧中央が、センバツ出場校に最後まで食らい付いた。

2回までに4失点。打線は6回まで相手エース木村に1安打と抑えられたが、7回2死三塁で5番時田が左前適時打。「悔いの残らない打席にしたい。詰まっても先っぽでも絶対にヒットにしてやるという思いで振り抜いた」。9回には三浦の犠飛で2点差まで追い上げたが、南大会10年ぶりの勝利はならなかった。

▽苫小牧中央・渡辺宏禎監督(52) 王者の北海高校相手に粘り強くよくやってくれた。(木村投手の)スライダーを振らないように練習はしてきましたが、どうしても生の球には手が出てしまうんでしょうね。