鹿児島実が延長10回逆転サヨナラ勝ちで18年以来の夏全国切符に王手をかけた。

10回に3点を勝ち越されたが、その裏に神村学園のプロ注目左腕・泰らを攻めて追いつきなお1死一、三塁。5番・板敷昂太郎内野手(3年)がサヨナラ中越え打を放った。板敷は9回にも1死二塁から同点となる右越え二塁打を打っていた。その勢いのまま「最後(10回)同点で、自分で決めるしかないと思った」という執念の一打だった。