帝京は4強入りを目前に、力尽きた。

強打の国学院久我山打線を相手に、1年生ながら140キロ超えの速球を持つ高橋蒼人投手など、3投手を送り込んだ。しかし、12安打を許すなど、勢いを止めることが出来なかった。

今夏限りで勇退した前田三夫現名誉監督に替わり、今大会から指揮を執った金田優哉監督(36)は大会を振り返り「試合を勝ち進んでいく内に、チームは強くなって、選手もうまくなってくれました」とねぎらった。続けて「ただ、ベスト8を目指していたチームではなかったので。この壁を破れるようにならないと。冬にやりたいことは、明確になりました」と、来年のリベンジに向け、レベルアップを図る。