帝京(東京)・金田優哉監督(36)が来年も引き続き監督を務めることが11日、分かった。今年で就任50年目を迎えた前田三夫前監督(72)が今夏限りで勇退し、名誉監督に。教え子である金田コーチが監督として秋季東京大会に臨んだが、来年以降は未定とされていた。新チームは準々決勝で国学院久我山に敗れたが、前田名誉監督も金田監督の手腕を評価していた。

金田監督は2年夏(02年)の甲子園に出場し、4強を経験。3年時は主将を務めた。筑波大卒業後は一般企業に就職も、高校で野球を教えるべく教員の道に。駒大高コーチを経て、11年に帝京に赴任した。来夏、11年夏以来の甲子園出場を目指す。