第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)に出場する日大三島の1次登録メンバー18人が14日、発表された。昨年11月の明治神宮大会までは登録外だった小川真旺(まお)内野手(1年)、佐野海翔投手(1年)、河合瑞規捕手(1年)がメンバー入りした。

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この日、オンラインで取材に応じた小川は「うれしい気持ちと同時に重圧も感じた。自分はBチームの選手の気持ちも一番わかっている。その代表になれるような選手になりたい」。河合も「外れた選手たちの思いも背負ってやっていく。今まで以上に責任と自覚を持って行動していきたい」と、気を引き締めた。

センバツ開幕までは、残り約1カ月。報徳学園(兵庫)を率いて春夏通算18度の甲子園出場を誇る永田裕治監督(58)は「大会までに一番伝えていきたいのは『1球の大切さ』。個人の力では低いと思うが、みんなの力を結集して全員野球でやっていきたい」と話した。