38年ぶり2回目の出場となった日大三島(静岡)は、初戦で完封負けを喫した。84年以来の勝利は挙げられなかった。

02年のセンバツで報徳学園の監督として優勝している永田裕治監督(58)は「生徒たちはよく頑張ってくれた。金光大阪のバッテリーのリードがすばらしく、なかなか糸口がみつけられなかった」と振り返った。

先発のエース松永陽登(はると)投手(3年)が初回に連打を許し、四球もからんで3点失点。6回にも1点を許した。

打線は4安打に抑えられ、1点が遠かった。永田監督は「ここまで来られるチームではなかったけど、選手たちが連れてきてくれた。夏に向けてまた一から頑張ります」と話した。