20年ぶり22度目出場の古豪・広島商が丹生(福井)に22点を奪い大勝。02年春以来、20年ぶりに甲子園で白星を挙げた。広島県勢は広陵とともに福井県勢を破り揃って2回戦進出を決めた。センバツは通算20勝目。春夏合わせ甲子園63勝は単独12位。

1回裏、1死二塁から3番植松、6番松浦の適時打で3点を先制。2回表に4点を奪われ逆転されたがその裏、2死一、三塁から5番竹下の適時内野安打で同点。さらに6番松浦の適時打で5-4。暴投、8番保川の2点適時打で加点し8-4と再び逆転。その後も毎回加点し16安打に15四死球も絡み22点を挙げた。無得点に終わったのは3回に1イニングだけだった。

投手陣は2回に逆転を許したが4投手のリレーで丹生の反撃をしのいだ。

丹生は2回に4点を奪い逆転。しかし3回以降、走者を出しながらも無得点。9回に3点を返したが甲子園初出場初勝利はならなかった。これで今大会出場の21世紀枠3校は初戦ですべて姿を消した。