木更津総合(千葉)は延長戦タイブレークの末にサヨナラ負けを喫し、2回戦敗退となった。
2試合連続で先発したエース越井颯一郎投手(3年)は持ち味のテンポのいい投球で7回を被安打4の1失点、11奪三振と試合をつくった。
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1点を追う8回2死二、三塁、中西祐樹捕手(3年)の二ゴロが相手の失策を誘い、1点を返して同点に追いついた。
1-1のままタイブレークへ突入。13回1死二、三塁で菊池弘樹内野手(3年)が、金光大阪の先発・古川のこの日155球目の高め変化球を捉え、中前へはじき返した。二塁走者も生還し、2点を勝ち越した。
しかしその裏、内野ゴロの間に1点差とされ、さらに押し出しの四球で同点に。さらに押し出し死球でこの回3失点を許し、サヨナラ負けを喫した。
五島卓道監督(67)は「秋は越井と金綱で戦ってきたチームだったので、最後は金綱にと思ったが状態が良くなかった。越井は本当に良いピッチングをしてくれた」と振り返り、「これからはミスのないチーム作りをして、夏に向かっていきたい」と続けた。