【決勝(12:30)近江(滋賀)-大阪桐蔭】

センバツ初優勝を狙う近江は、全4戦を1人で投げ抜いているエース山田陽翔(はると)投手(3年)のコンディションが鍵を握る。準決勝の浦和学院(埼玉)戦で左足に死球を受けた。足をかばいながらマウンドに上がり続け、気迫の投球でサヨナラ勝ちを呼び込んだが、一夜明けた患部の状態はいかに。

1週間の球数制限もあり、残りは116球。主将、4番としてチームの柱である山田の状態がチームを左右する。代替え出場校として、初の決勝進出。滋賀県勢としても初の優勝を狙う。

大阪桐蔭は、3戦合計で45安打33得点と脅威の打力を誇る。4番の丸山一喜(いっき)内野手(3年)は準決勝までで8打席連続安打の大会タイ記録をマーク。3戦合計で10安打を放っており、個人での大会通算最多安打記録の13安打も視野にとらえた。

準決勝の国学院久我山(東京)戦では川原嗣貴(しき)投手(3年)が先発し7回2失点、別所孝亮投手(3年)が2回2失点と3年生2人が登板。今大会注目左腕の前田悠伍投手(2年)は、万全の状態で決勝に臨むことができる。選抜4度目の頂点へ、投打ともに盤石だ。

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