近江(滋賀)が浦和学院(埼玉)にサヨナラ勝ちし、センバツでは初めての決勝進出を決めた。夏の甲子園では準優勝した01年に決勝に進んでいる。

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◆滋賀県勢の決勝 春は初めて。夏は01年、今回と同じ多賀監督の近江が竹内和也(元西武)島脇信也(元オリックス)の両投手を中心に勝ち上がったが、決勝は日大三に2-5で敗れた。全国47都道府県で春夏を通じて甲子園優勝がないのは、滋賀を含めて14県。

◆サヨナラ本塁打 近江・大橋が記録。19年に来田涼斗(明石商)が智弁和歌山戦で放って以来、22本目。8番打者のサヨナラ弾は春夏を通じて史上初。

◆決勝は近畿勢同士 センバツ決勝が近畿勢同士は18年大阪桐蔭5-2智弁和歌山以来10度目。

◆昨夏VTR 2回戦で対戦し、大阪桐蔭は松尾の本塁打などで2回までに近江・山田から4点を奪った。近江は3回にスクイズ、4回に新野のソロなどで追い上げ、8回2死満塁から山口の2点二塁打で勝ち越した。大阪桐蔭の4点差以上逆転負けは甲子園で初めてだった。