昨夏覇者、弘前学院聖愛が苦しみながらも、準決勝に駒を進めた。

弘前学院聖愛は初回1死二塁の好機をつくり、3番高木優斗(3年)が左翼へ先制2ランを運んだ。同点で迎えた6回には1死から工藤天晴(てんせい)捕手(3年)が勝ち越しソロ。再び追いつかれた直後の7回には、4番葛西倖生投手(3年)の適時二塁打などで2点を奪い、8回には、2死から1番丸岡昂太郎外野手(3年)がダメ押し弾を左中間へたたき込んだ。最後まで粘りを見せた青森北を振り切り、7大会連続の夏4強入りを決めた。

準決勝は20日、八戸学院光星と東奥義塾との勝者と激突する。夏連覇まであと2勝となった。