東海大甲府打線は2回、身延の左腕浦野瑶平投手(3年)を攻め、平野泰成外野手(3年)の2点タイムリーなどで4点を先制した。東海大甲府は先発久米徳之介(3年)から2番手山口優星投手(3年)へ継投。5回表、身延は2死一塁から3連打で1点を返した。5回表終了時で5-1で東海大甲府がリードした。

東海大甲府打線は、中盤以降に身延の好投手左腕、浦野を攻略して7回コールド勝ちで準決勝に進出した。

試合後の村中秀人監督(63)は「身延の投手はいいから、そうは点は取れないと思ったが、変化球への対応でまっすぐを待てと伝えた後、中盤にうまく対応してくれた」と、打者のつながりをたたえた。

次戦は強豪山梨学院と決勝進出をかけて23日にぶつかる。「秋、春と徐々に力の差は詰まってきている。十分にスキはある。こちらは相手打線を3点以内に抑えたい。そして、バッターは最低でも5点は取らないと」と、具体的な試合展開を描きながら言った。

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