南北海道で準々決勝3試合が行われ、苫小牧中央は北照を6-4で下し11年ぶりの4強に進出した。南大会の準決勝は25日、札幌円山で行われる。

苫小牧中央は春夏通じ初の甲子園へ、あと2勝とした。佐々木が1点先制後の1回2死一、二塁で適時右前打を放つなど4安打1打点と気を吐いた。1点差に迫られた8回は先頭で右翼へ二塁打を放ち出塁。1死三塁からスクイズで生還し、大きな1点を挙げた。「斉藤の調子が良くなかったので打って勝たないとと思った」。兄涼太(旭川大4年)は旭川大高の外野手として18年夏の甲子園に出場。「僕は、まだ出たことがない高校で、甲子園に行きたい」と思い描いた。

○苫小牧中央・渡辺宏禎監督(53) 打てなかったチームが打って勝てるようになった。みんな成長している。準決勝進出で、体調不良で離脱していた2人の選手も戻って来られる。うれしい。