春11回、夏10回の甲子園出場を誇る市岡が、11-4で三島を圧倒し、4回戦進出を決めた。

2回に主将の市原絢斗遊撃手(3年)が先制の右前適時打を放つなど一挙5得点。その後も流れを離さず、8回は奥平佳汰二塁手(3年)がサヨナラコールドを決める適時打で勝ち切った。同校OBの野口諭史監督(41)は「点を取られた後も取り返せたのが大きかった」とナインの粘りをたたえた。

27年ぶりの聖地を夢見て、第1回大会から出場する大阪唯一の皆勤校。創部以来変わらない帽子の3本線は、大阪市内で3番目にできた旧制中学の意味が込められている。5回2失点の三田崇広投手(3年)は「100年以上の歴史は3本線(の帽子)をかぶるたびに感じます」と重みを明かす。チームのテーマは「全力疾走、全力発声」。市原主将は「全力でやるのが伝統。後輩たちにもつないでいきたい」と市岡魂で進撃を誓った。【波部俊之介】