帝京大可児が昨秋の県大会優勝校・中京を破り、初の決勝進出を果たした。

帝京大可児は3-3の同点で迎えた7回、無死満塁から死球で勝ち越しに成功すると、8回にセーフティースクイズなどで2点を追加。中京を突き放した。

投げては背番号1の右腕鈴木孝介投手(3年)が2回途中からロングリリーフ。要所を締めるピッチングで1失点に抑えるなど、チームに勝利を呼び込んだ。

田口聖記監督(54)は「鈴木が粘り強く投げてくれた」と好投したエースをたたえた上で、「なんとか勝ち切る。絶対に甲子園に行く」と決意を新にした。

夏の甲子園初出場を目指す帝京大可児は、28日の決勝で2年連続30回目の甲子園出場を目指す県岐阜商と対戦する。