立命館慶祥の頼れる4番の佐藤哲平(2年)が終盤の勝負どころで役目を果たした。

2点を追う9回裏、無死一塁で適時三塁打を放った後、同点のホームを踏み試合を振り出しに戻した。延長10回にはサヨナラの適時打を放ち、乱打戦に終止符を打った。ともに得意とする内角への直球を打ち返した佐藤は「チャンスで絶対に打つという強い気持ちが結果につながった」と語った。

◆稚内大谷の高橋大空主将(2年) 主将として少し弱気になってしまった場面があった。捕手としてピンチでも強気の配球ができるように、春まで自分に厳しく練習に励みたい。