秋季高校野球北信越大会の組み合わせ抽選が7日、新潟市で行われた。15日にハードオフ新潟ほかで開幕し、県大会優勝の新潟明訓、準優勝の中越、3位東京学館新潟、4位日本文理の4校が北信越の上位校を迎え撃つ。

新潟明訓は1回戦で富山3位の富山第一と対戦。エース左腕の樋口歩夢投手(2年)は県大会5試合で30回を投げ防御率0・30と安定している。チーム打率も3割5分5厘と投打とも高レベルだけに期待大だ。石川2位の星稜と初戦で当たる中越はエースで4番の野本壮大投手(2年)がチームの要。県大会チーム打率3割8分4厘の中でも、5割7分9厘と高打率を残した。投げても6試合で36回を投げて防御率2・00(チームの防御率は2・72)だ。本田仁哉監督(46)が「出るからにはセンバツ」と話しているだけに初戦からフルパワーで臨む。

東京学館新潟は日本航空石川(石川1位)、日本文理は松商学園(長野1位)と1回戦で対戦する。来春のセンバツの参考資料になる大会で北信越枠は2。県勢は14年の日本文理以来9年ぶりのセンバツ出場を目指す。