横浜(神奈川1位)は、1度は追いついたものの追加点を奪えず、高崎健康福祉大高崎(群馬1位)に敗れた。準々決勝敗退となり、来春のセンバツ出場が遠のいた。村田浩明監督は「相手の打線が一枚上だった。最後の1球をしとめられなかった。悔しいと言うよりも、とらえられなかった。言葉が出てこない…。それくらい勝ちたかった。勝てる試合だったと思う」と話した。

エース左腕の杉山遥希投手(2年)は、初回に1失点したが崩れなかった。キレのある直球を軸に打ち取り、好フィールディングも光った。しかし8回1死満塁のピンチをしのぎきれず、3失点。9回を被安打9の5失点、126球だった。「自分の力不足だった。1球で勝敗が決まってしまう。1球を大事にしないといけないと思った」と反省。

打線は5回に2点を挙げて同点に追いつくも、その後はチャンスで1本が出なかった。緒方蓮主将(2年)は「杉山に申し訳ない。打線が打てていれば、なんてことはなかった。野手が情けない。杉山を苦しませてしまった。ひと冬で、打撃強化をして臨まないといけない」と悔しさをにじませた。

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