第53回明治神宮大会が、開幕する。初日は高校の部2試合、大学の部2試合が予定されている。

 

【第1試合(午前8時半)大阪桐蔭(大阪)-東邦(愛知)】

開幕カードに、いきなり大阪桐蔭(大阪)が登場する。2年連続5度目の出場。エースで主将の前田悠伍投手(2年)を軸にした戦力は充実。大会連覇に向け、初戦は東海王者の東邦(愛知)と対戦する。

東邦の最速149キロ右腕、宮国凌空投手(2年)との対決に注目が集まる。また、中日石川昂弥の弟の瑛貴(てるき)内野手(2年)を擁する打線も切れ目がない。

 

【第2試合(午前11時)山梨学院(山梨)-英明(香川)】

関東王者の山梨学院は、神宮大会初出場となる。関東大会で好投した林謙吾投手(2年)が背番号1を着けて臨む。打線をけん引するのは、ヤクルトジュニア出身の高橋海翔内野手(2年)だ。

対するは、四国大会を制した英明。8年ぶり2回目の出場。前監督の父智彦さんから引き継いだ香川純平監督は、就任4年目で、初めて神宮で指揮をとる。