東海大相模は打線がつながり、8強進出を決めた。 初回2死二塁で、4番の板垣拓心内野手(3年)の右中間本塁打で2点を先制する。4点リードで迎えた6回には1死から4連打で3得点。上位打線を中心に16安打と快音を響かせた。

5打数4安打と活躍した山内教輔外野手(3年)は、冬場に1日1000スイング振り込み、打撃力を強化してきた。父は大洋(現DeNA)で打撃投手を務めていた山内英雄氏。父からの「人として成長することが大事」というアドバイスも心に刻まれている。原俊介監督(45)も「出塁率が良くどこで打たせてもいい」と評価する高校通算25本塁打のスラッガーは、「高卒でプロにいきたい」と明言。「1番バッターとして引っ張る立場。自分が打って勢いが与えられるようなバッティングをしていきたい」と語った。