常総学院(茨城)が関東第一(東京)に勝利し、2回戦を突破した。

初回に川上大宝(たから)外野手(3年)のソロ本塁打で先制。その後も上位打線が好調で、着実に点を重ね10安打7得点。

投げては先発した飯塚遥己投手(3年)が、キレのある直球を中心に打たせて取る投球で7回4安打1失点と好投した。初回の先頭打者に中前打を打たれるも、2回から5イニング連続で3者凡退。島田直也監督(53)も「ピッチャーはやっぱりコントロールだと思う。球が速くなくても抑えられる。今日はザ・投手というのを見させてもらった」とたたえた。

7回の先頭打者に甘く入ったチェンジアップを捉えられ、本塁打を浴びたが「点差があったので切り替えられた」と焦ることなく、追加点を与えなかった。2回には自らのバットで右前適時打を放つなど、投打でチームの勝利に貢献した。「まっすぐをコースに投げてつまらせることが出来たのでよかった」と振り返った。

次戦は22日に明和県央(群馬)と対戦する。「目先の1勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

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