花巻東(岩手)のプロ注目スラッガー、佐々木麟太郎内野手(3年)が4日、3戦連発の場外弾で、自身の持つ高校歴代最多記録を134本塁打に伸ばした。

小牧市民球場で行われた愛知県高野連招待試合に出場し、第1試合の至学館戦に「3番一塁」で先発出場。3三振で迎えた8回の第4打席、3ボールからバックスクリーン右奥の場外へ消える特大2ランを放った。9回にも右前適時打を放ち、5打数2安打3打点。8-5の逆転勝利に貢献した。第2試合の中京大中京戦は「3番一塁」で3打数無安打1死球。試合は2-7で敗れた。

3日の東邦戦、愛工大名電戦でも本塁打を放っており、2日間4試合でマークした4発はすべて場外弾。計7安打12打点と超高校級のパワーを見せつけた。7日からは、地元開催の春季高校野球東北大会が開幕する。絶好調モードで、最後の夏への総仕上げに入る。