旭川明成が、昨夏の甲子園に出場した旭川志峯(当時の校名は旭川大高)を下し、初の4強進出を決めた。最速144キロの左腕エース千葉隆広投手(3年)が、9回4安打12奪三振で公式戦初完封。父広規監督(46)が率いるチームを、22日にエスコンフィールドで行われる準決勝に導いた。

校歌を歌い終えると、親子ががっちりと握手した。同監督は「(千葉は)絶好調でもなかったと思うんですよね。その状態の中でピッチングを組みたてて、試合を作っていくことができていた」と、息子の粘投を涙目でほめた。この日の最速は141キロ。公式戦で初めて投げるシンカーもまじえながら、相手の打ち気をそらし続けた。

小5で初登板した旭川スタルヒン球場も、この日が最終マウンドとなった。「最後に自分が成長した姿を、応援してくださる方に見ていただけたのはうれしかった。次はエスコン、そして甲子園で、もっと成長した姿を見せたい」と、力強く話した。