第1シードの花巻東は、午前10時から8強入りをかけて水沢商と対戦する。両軍のスタメンが発表され、高校歴代最多通算140本塁打の佐々木麟太郎内野手(3年)は、ベンチスタートとなった。佐々木麟がスタメンを外れるのは1年春の主力定着以降、公式戦では3度目。直近では春季岩手大会2回戦(5月22日)・水沢戦、準々決勝(同24日)・盛岡誠桜戦はベンチスタートとなり、いずれも途中出場していない。

今大会初戦(13日)・盛岡市立戦ではフル出場し、4打数1安打1四球で勝利に貢献していた。佐々木洋監督はその試合後、佐々木麟について「ちょっと大会前に背中に違和感が出て、練習試合も出てなかった。まだちょっと本来の調子ではないと見受けられるが、試合をしながら伸びてもらえれば」と話しており、この日のベンチスタートも背中の違和感とみられる。試合前のシートノックも参加しなかった。